実は恐い?便秘薬の副作用として考えられる4つの症状
2016/06/07
便秘に悩んでいる人ってどれくらいいるかご存知ですか?
近年の厚生労働省の調査によると数十人に一人が便秘に悩んでいると言われています。また、その人数の半数以上は女性です。その理由は下記の記事にて詳しく記しているのでご覧下さい。
参考記事:女性が便秘になりやすい理由と解消法
そんな皆んなの敵である、特に女性の天敵である便秘を解消することができるのが『便秘薬』です。
一概に便秘薬と言っても様々あり、その分効果も多数です。過去に便秘薬の中のコーラックについての記事を書いています。ご覧下さい。
参考記事:コーラックの効果は?どれがいいの?
全然知られていない便秘薬の副作用
便秘薬には便秘を解消する効果があると言いましたが、薬である以上、一定の副作用があります。
また副作用とは別に、便秘薬に合わない人やアレルギーを持っている人に対する使用の掟が便秘薬裏に書かれているので、服用する際は必ず記載を見てくださいね。
副作用で腹痛が起こる
便秘薬は腸を刺激しぜん動運動を促します。ぜん動運動については下記の記事にて説明していますが、ぜん動運動は排便の時に必要な運動のことです。
これができなければ排便をすることができず、腸に便が溜まることになります。
参考記事:ぜん動運動って何?便秘になるメカニズム
便秘薬はぜん動運動を促す分、腸を刺激し腸に負担を掛けます。
よく、『キューッとした腹痛』という表現をする方がいますが、これは胃の痙攣または腸が刺激されたことによるものが多いです。
つまり、便秘薬を飲むことにより腸が刺激されチクチクとしたキューッとした腹痛が起こる可能性があるのです。
副作用で下痢に!
長期間に渡って便が腸に滞在する場合、便が固くなっていることがあります。
こういった場合に、便のカサ増しのため水分を吸収し膨張する便秘薬があるのですが、逆に効果が強過ぎてそのまま下痢になる人がいるのです。これも便秘薬による副作用と言えますね。
しかし、この場合における下痢は自然に治ることが多いです。なので下痢になったからといって、そこまで心配にならなくても大丈夫ですよ。
吐き気が出る恐れ
便秘薬を飲むと吐き気がするといった相談をよくされます。確かに便秘薬の副作用に吐き気がありますが、これといって原因が特定できないことがほとんどなのです。
吐き気になる原因として考えられるのは具体的に3つ!
- 便秘薬に入っているセンノシドカルシウム成分
- 便秘薬を過剰に摂取
- 自分に合っていない
副作用による吐き気は主にこの三点が原因だと考えられます。一度吐き気がした場合は、その便秘薬の裏の記載で用法を確認し、摂取する量を間違えていないか?確認してください。
また自分にアレルギー等がないのか、その便秘薬が自分に合っているのか?どうかを確認しましょう。
手や足がむくみ!?
むくみが起こる原因に自律神経の乱れがあります。自律神経とは体の内部の各器官を調整するための大事な神経です。この自律神経が乱れると体の至る所に様々な弊害が引き起こります。
その中に体のむくみが見られるのです。特にふくらはぎ周辺に顕著に表れます。
そして便秘薬は腸を人工的に刺激する分、自律神経の乱れに繋がる可能性があります。つまり便秘薬の服用が直接むくみになることはありませんが、間接的になることはありえるのです。
まとめ
今回は便秘薬の副作用について説明しました。便秘薬は便秘解消のための効果が多いにあります。しかし、使い方を間違えると副作用を引き起こす可能性もあるのです。
また、その副作用も軽いものから重度のものまで様々あるので、もしも現在便秘薬の副作用にて困っているのなら早めに病院に行って下さい。
できれば自然に便秘を治したい場合は生活習慣から便秘を解消しておきましょう。そのための第一歩として毎日の食べる物を考えて下さい。
下記の記事にて便秘解消に繋がる食生活・食事を説明しているので、ぜひご覧下さい!
参考記事:食生活で便秘を解消
参考記事:便秘を治す食べ物一覧
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