善玉菌・悪玉菌って何?腸内菌について学ぼう
2016/06/08
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便秘を治すには『善玉菌・悪玉菌』をどうちゃらこうちゃらって記事をよく見かけませんか?
でも正直それが何なのかわからないって感じしませんか?私はするんですよ。だって菌とか意味わからんし・・・。そこで今回は便秘博士に腸内菌について教えてもらおうと思うんです。
博士ー!!
呼ばれて出てきました。私が腸内菌マニア、いや、便秘博士です。今回は便秘の原因と改善を知るためには欠かせない腸内菌についてだね。では、さっそくいこう。
まず腸内には、約1000種類・数にすると1000兆個程・重さにすると約1.0kg~1.5kgの細菌が生息していると言われているのじゃ。
それらの菌を大きく分けると善玉菌・悪玉菌の2つ。 今回は、それぞれの菌がどういった作用があるのか説明していくぞ。
・・・1000兆個の細菌ですって!?気持ち悪いー。
善玉菌
善玉菌(ぜんだまきん)は腸内を酸性(善玉菌は腸内が酸性の時に増殖します)にして外から入ってくる有害な菌をやっつけたり、免疫力を高めてくれる働きをする体にとっても良い菌の総称である。
普段は上手に悪玉菌の活動を抑えてくれているのじゃ。 また「善玉菌」は大きく分けて2つに分類することができ、それが皆さんご存知の『乳酸菌』と『ビフィズス菌』となるんじゃよ。
乳酸菌
乳酸菌はブドウ糖などの糖類を利用して乳糖と呼ばれる酸性物質を作り出す微生物じゃ。主な役割としては悪玉菌の発生を抑えて腸内の菌のバランスを保つ役割を持っているぞ。
良い奴か悪い奴かで言うと良い奴じゃ!それだけ覚えておけ!!
参考記事:乳酸菌で花粉症が治る!?くしゃみばっかの人はチェック!
便秘改善やコレステロール低下・免疫力向上の効果も期待でき、近年では、ピロリ菌(胃の壁を傷つけて慢性胃炎や胃がんになるリスクが20倍になる菌)を胃の中から排除するものも研究されている凄い菌なのじゃ。
(例)KW乳酸菌、LG21乳酸菌、シロタ株、ラブレ菌
ビフィズス菌
ビフィズス菌はヨーグルトのCMなどでお馴染みのものじゃな。この菌は酸素の多い環境では生息することが難しく、主に大腸に生息しており他の乳酸菌とは区別されているのじゃ。
コイツの主な役割は先ほどの乳酸菌と同じような役割を持っているのじゃが、花粉症の予防や改善・アトピー性皮膚炎の改善・高血圧を改善する効果も持っている優れものなんだよ。
参考記事:ヨーグルトで便秘を解消できる!正しい食べ方がある!?
とりあえずクラスで一人はいる凄い奴と覚えておけ!!
先ほどの乳酸菌は糖を利用して乳糖を発生させるが、ビフィズス菌は乳糖と酢酸を発生させるのじゃ。どちらも善玉菌が住みやすい腸内環境を整えるという意味で重要なものだな。
悪玉菌
コイツもよく耳にする言葉じゃなかろうか?
悪玉菌は漢字から見てわかるように体に良くない菌じゃ。人体になんらかの有害な作用をする細菌の総称となっている、非常にクレイジーな細菌じゃな。
*もし腸内の悪玉菌が増えてしまうと・・・
- 慢性便秘になる確立が上がる
- 腐敗物質・アンモニア・インドールなどの有害物質が作られる
- 体の内臓に負担がかかる
- ニトロソアミンや胆汁酸代謝物のような発ガン性物質が作られる
- 免疫力が低下して感染症(風邪や胃腸炎)などを引き起こしやすくする
- 肌荒れなどの美容観点も悪くなっていく
まとめ
どうじゃったかな?これで君も菌マスターじゃ。
今日の復習をすると・・・
- 善玉菌は割と良い奴で乳酸菌とビフィズス菌に分かれる
- 乳酸菌はめっちゃ良い奴
- ビフィズス菌は凄い奴
- 悪玉菌はクレイジー
じゃ。
うん。菌って気持ち悪い。
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カイテキオリゴを2ヵ月間試したので、その効果を暴露する・・
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