便の種類(形や色)でわかる、あなたの便秘具合や健康状態

      2016/06/08

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便秘の時の便は通常時とまた少し違います。そして、その便の変化によってあなたの腸が今どういった状態なのか(健康かどうか)、どれほどの便秘具合なのかを判断することができます。

これがわかれば病院にも行きやすいですよね。そこで今回は便の色などから腸の健康状態と便秘具合を調べる方法をお教えします。

 

便の状態(形)で腸の調子がわかる

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なぜ便の種類で腸の状態がわかるのでしょうか?それは便がどうやってできているかに関係しています。

 

便は80%の水分と20%の腸内細菌、食べ物の残りカスで出来ています。

便の中の水分が少なくなってしまうと、便秘の原因となるコロコロした硬い便になってしまい、反って水分が多いと下痢になりやすくなります。

 

便の状態は、生活習慣・食生活によって左右されると言われているので、便の状態から腸の状態、更には健康状態までわかるようになっているのです。

 

便の基準『ブリストルスケール』って何?

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みなさん、「ブリストルスケール」という言葉をご存知ですか?

この言葉は世界的な「便」の基準になっているものです。便の形から現在の腸の健康状態がわかるようになっています。下記の表を使って、1度ご自身の腸の状態と照らし合わせてください。

 

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4番の便が理想的な便の形です。硬くなりすぎても、柔らかくなりすぎても腸内環境は良いものとは言えません。

下痢の方になればなるほど、便が腸内で便の残っている時間が短いという音になります。反対に、コロコロ便になればなるほど腸内で便の滞在時間が長く水分が抜けきってしまい排便が困難になってしまいます。

 

もっと具体的に言うと、、、

 

コロコロ便、硬い便

上記の表の1・2番の便がこの『コロコロ便、硬い便』に該当します。腸内・便の水分が少ない状態にあります。いわゆる、これが「便秘」状態です。

 

やや硬い便、普通の便、やや柔らかい便

3・4番がこの『やや硬い便、普通の便、やや柔らかい便』に該当します。この便はまさに理想的な状態です。腸内環境は良好と言えるので、これを維持するようにしましょう。

 

泥状便、下痢

5・6・7番の形がこの『泥状便、下痢』に該当する便と言えます。これは便の水分がとても多い状態です。腹痛を伴った排便があり、残った感じがします。

 

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皆さんの便の状態から判断した結果は如何でしたか?

実際、ご自身の便の状態を確認してみてください。この形の便が出たから今すぐ病院に行かなければならない、といったことはありませんが、健康管理として日頃からチェックはしておきべきですね。

 

便の色からわかること

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便の形から腸の状態がわかるように、便の色から同じように腸の状態がわかります。今回は色別にどのような腸の状態かをご説明します。

 

黄褐色

いわゆる普通の便の色です。胆汁色素の中のビリルビンという成分によってこの黄褐色という色になっているとされています。

 

黄色

下痢の時に見られる色です。他にも牛乳をたくさん飲んだ時の便もこの色になると言われています。ほぼ下痢なので気を付けなければなりません。

 

茶色or茶褐色

二日酔いの日や胃もたれをした日に多く見られる色です。食べ過ぎ・飲み過ぎの時に見られます。胃の負担が大きい時に起こりうる色なのでコチラも注意が必要です。

 

濃い茶色

便秘の時に多く見られる色です。更にチョコレートや肉類は好きな人でよく食べられる方にも多く見られます。緊急性はありませんが、体調に気をつける必要はあります。

 

黒色

消化管、主に上部消化菅の出血が原因で黒色になってしまいます。別名「タール便」とも言われています。イカスミが入っている食事を食べた時もこの色の便が出る時もあります。

イカスミの場合は良いですが、出血が原因で黒色になっている場合は、他の病気を併発する恐れもあるので、すぐさま病院に行く必要があります。

 

緑色

緑色野菜、主にクロロフィルを多く含んでいるものを食べるとたまに緑色の便が出る音があります。母乳を飲んでいる赤ちゃんにも多く見られる便の色です。

そこまで気にしなくてもいい色ですね。本当に真緑の便が出ることもいるらしく、あまりない事なので焦る方もおられますが、安心してください。

 

赤色

痔の方に多く見られる色です。便秘の方が力んだときに肛門が切れてしまって血がついてしまい赤色になってしまいます。

しかし注意しなければばらないのは赤黒い便が出てしまった時です。この場合は腸重積の疑いがあるので注意してください。

 

白色

健康診断などで飲むバリウムを摂取した時や胆汁の分泌が悪い時にこの色になります。普通はなりうる事がないので、出た際は病院に行った方がいいですね。

 

まとめ

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以上になります。いかがでしたでしょうか?もしこの記事を見た方で少しでも不安なことがある方は病院にて診断を受けることをお勧めします。

日頃の健康状態のバロメーターとなっている「便」。ご自身の健康状態がわかる貴重な情報源ですので日頃から気をつけてみてください。

参考記事:食べるものと便秘は大きな関わりが!食生活で便秘を解消する方法

 

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